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Vol.23

BLUE SEASIDE GRAFFITI 夏うらら

コバルトブルーの夏の朝。シーサイドビーチ。

“ある夏の日の昼下がり…その人は帰ってくる”

つぼみ(倉根奈美枝)は、一人の男が帰って来るのを待っていた。

物語はここから始まる。

そこには、波を待つサーファー、つぼみの恋人(土屋大輔)。

“海賊キッド”と書かれた海の家を住居とし、経営している三姉妹(千秋ユリ・鈴木育亜・小木裕子)。

バイトの輝一(久保田翔太)。

夏休みを満喫できない不思議コンビ(小野晶子春原智志)。

ロカビリーファッションに身を包んだ“じゃり天1950"と名乗る子供達(和樹・朱音・由樹子・里菜子・佳音・愛・双葉)がいる。

そこに、めくりめく季節を越え、日登美京平(水嶋義人)が帰ってくる。

そして、一年の内の4分の1ほんの短い季節の中で かけがえのない一瞬の夏を…俺達の夏を創ろうと動き出す。

それは“生まれ育った故郷の思い出”のような

それは“一生付き合える相棒”のような

それは“ずっと片思いをしている相手”のような

それは“自分の未来”のような...

そう、お金では買えない、この世に2つと無いたった1つの夏の欠片を求めて…

“水平線の額縁にまっ青な海のキャンパス。さぁー、みんなで力一杯ラクガキしよーぜ!”

It's Show-time!!

2008年8月 上田市文化センター

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