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vol.0

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花を召しませ 召しませ花を

~七彩のウテナへ~

『もしもいつか僕達が口をつぐむ事があったとしてもどうか歌ってほしい。

僕達が愛の為に闘ったという事を…』

 

物語はここから始まった—————。

 

舞台は、とある街の七彩ビルジングと云う雑居ビルの屋上。そこには第三倉庫と呼ばれる劇団の倉庫を寝ぐらにしているアンナ(藍里なみき)のコンテナハウス(住居件劇団事務所)がある。 そんな屋上に毎朝、煙草を吸いにやってくる5階に住むファッションデザイナーの栞(くにとうみゆき)。1階に「魔女卵の館」と云う怪しい店舗で占い師をやっている雅(ますたにあやこ)。夢を見出せないストリートミュージシャンのサエ(山本音)。そんな連中の集まる屋上に長崎から上京して来た役者志望の舞子(いずみ遊希)が現れ劇団に入団したいとBOWZ の門を叩く。そして————。

「向こう側には何があるの?」

『愛おしい感情を抱けるくらいの大きさのもの……(!)」

『たとえば……?」

「生まれ育った故郷の思い出のような…」

「一生付き合える相棒と呼べる友のような…」

「夢と云える未来への希望のような…」

「そう、目を閉じても瞼の裏にいつも映っているモノ……(?!)」

『片思いの女神…レディリバティ…(!!)」

ビルの屋上を舞台に、これまでのBOWZ の歴史を紐解きながらそれぞれのドラマが交錯し物語は展開していく。 彼女達が春夏秋冬を通して横浜公演までの一年間を描いたバックステージの物語です。

『たとえ明日、世界が終わったとしても 僕は今日、花の種を植え続けるだろう』

彼女達は夢の種を咲かせる事が出来るのか……?

さぁ!皆んなで力を合わせて Yo -heave -Ho !!

2025年6月14・15日   ​神奈川県横浜市 泉公会堂

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